「類似」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「類似」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「類似」の対義語
「類似」(るいじ)の対義語は「相違」(そうい)です。
「類似」という言葉は、「共通する特徴があり似ていること」を意味しています。
「類似」には、「同じような種類・系統に分類することができて似ている」といったニュアンスがあります。
「類似」とは反対の意味を持っている対義語が「相違」です。
「相違」というのは、「二つの対象や物事の間に違いがある」を示している言葉です。
「類似」を連想する対義語(反対語)
「類似」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「差異」【さい】
「差異」という言葉の意味は、「あるものと他のものの間にある違い」です。
「差異」というのは、「二つ以上の対象の間に見られる違い」を示唆しています。
「類似」には、「大きな差異がなくてお互いに似ているところが多い」という意味のニュアンスが備わっています。
それらの二つの言葉の意味が正反対であることから、「差異」は「類似」を連想させることが多い反対語として解釈することができるのです。
「食い違い」【くいちがい】
「食い違い」の言葉は、「お互いの主張や言い分が対立していること」を意味しています。
「食い違い」というのは、「基本的な意見が噛み合っていないさま」を示唆しています。
それに対して「類似」は「意見も含めてお互いの特徴・言い分などが似ていること」を意味しています。
そのため、「食い違い」は「類似」を連想させやすいのです。
「毛並みが違う」【けなみがちがう】
「類似」の言葉には、「大きな枠組みや種類が同じで似ている」の意味合いがあります。
「毛並みが違う」の言い回しは、「種類・系統・家柄などの大きな分類が違っている」というそれとは正反対の意味を持っています。
その意味の違いから、「毛並みが違う」は「類似」をイメージさせる反対語の一つなのです。
まとめ
「類似」と反対の意味を持つ対義語は「相違」になります。
この記事では「類似」と「相違」の意味を解説して、「類似」を連想させる対義語(反対語)として「差異・食い違い・毛並みが違う」を紹介しました。
「類似」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。