「元がいい」と「素がいい」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「元がいい」と「素がいい」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「元がいい」「素がいい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「元がいい」とは?

生まれつき顔が整っていたり、才能がある人を褒めるとき使う言葉が「元がいい」【もとがいい】です。

誰が見ても美しい顔の女性に対して使ったり、職人の親から受け継いだ遺伝子を持つためうまく作れてしまうその腕前に期待して使うのです。

それだけ人から見て羨ましくなるほどの素材を持ち合わせているからこそ質が良い物が作れたり、人を魅了する動きができると伝えられます。

「素がいい」とは?

いい素材を持ち合わせている人に対して使う褒め言葉を「素がいい」【もとがいい】です。

例えば、仕事で才能を開花されるほど質の良い企画を提案したり、意見して商品開発に力を発揮する人の素質を褒めるとき使います。

それだけ何でもこなせると思う部下に対して、上司が「君は素がいいから1人でも出来る」とやる気が出る言葉を掛けるのです。

「元がいい」と「素がいい」の違い

ここでは「元がいい」「素がいい」の違いを、分かりやすく解説します。

努力しなくても、生まれながらにして持ち合わせる美貌や才能がある人を褒めるとき使うのが「元がいい」です。

うまく何事もこなせる人に対して「素晴らしい素質がある」という気持ちを込めて使います。

ただ、単に「元がいい」だけで頭はからっぽといった馬鹿にする意味合いでも使われている言葉です。

もう一方の「素がいい」は類まれな素質があると強く感じる人材に対して尊敬と褒める気持ちを伝えて、やる気を出させるとき使われています。

「元がいい」の例文

・『姉は元がいいと言われるほど勉強しなくてもできる』
・『元がいい選手は軽く指導しただけで得点を入れられる』

「素がいい」の例文

・『素がいい従業員は難しい作業も難なくこなせる』
・『彼女は素がいいので、効率良く練習ができる』

まとめ

人を褒める言葉としてよく使われていますが、「元」「素」にはまた違う意味があります。

この点に注目して、何が良いか深堀してみるといいでしょう。

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