「一定」とは?対義語とは?連想する言葉から反対語も解釈

「一定」とは?対義語とは? 対義語

「一定」と反対の意味を持つ対義語とは、どんな言葉でしょうか。

今回は「一定」の対義語を紹介します。

「一定」の対義語

「一定」の対義語は「不定」です。

「一定」は、「物事が決まっていて変わらないこと」「ある決まった状態・もの」を指します。

「一定の距離」「一定の数量」「この店の来客数はいつも一定している」などの使い方ができます。

その対義語は、「物事がこうだと決まっていないこと」を指す「不定」です。

例として「住所不定」という言葉が有名です。

「一定」を連想する対義語(反対語)

物事がある決まった状態になることを指す「一定」ですが、その反対語となる言葉を以下にいくつか例示します。

「波がある」

物事がよくなったり悪くなったりして、状態が不安定であることを「波がある」と表現します。

海の波が高くなったり低くなったりすることからできた言葉です。

波は同じものが二度と来ることはなく、寄せては引いて、常に変化しています。

物事がずっと同じである「一定」は、海に波のない「凪」の状態に似ています。

「波がある」と似た言葉に「むらがある」もあります。

こちらも物事が不安定であることを指す言葉です。

「場合による」

状況によって物事が変化することを指すのが「場合による」という言葉です。

「一定」というのは状況によらず常に変わらないということを指すため、反対語と言えるでしょう。

例えば、「場合によって態度が変わる人」「態度が一定している人」というのを考えれば、それらが逆の意味であるということがよくわかります。

「ランダム」

「無作為」「偶然に任せること」の意味があります。

物事の発生に規則性がなく、予測困難であることを表します。

規則的に同じことを繰り返す「一定」とは反対の意味を持つ言葉です。

もともと英語の“random”からきている言葉ですが、辞書にも載るほどに日本語として定着しています。

他に似た言葉として「手当たり次第」などがあります。

まとめ

よく使われる「一定」という言葉の意味や、その対義語を紹介しました。

物事が不安定であることや、状況によって変わることは日常でよく遭遇する出来事なので、上記に挙げた「一定」の反対語を状況に応じて使い分けてみてください。

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