「鋭角」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「鋭角」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「鋭角」の対義語
「鋭角」(えいかく)の対義語は「鈍角」(どんかく)です。
「鋭角」という言葉は、「90度の直角よりも小さい角」を意味しています。
「鋭角」という言葉は、「角度が90度(直角)よりも小さくて、尖ったような見た目をした角」といった意味のニュアンスを持っています。
また「鋭さが感じられる物事の比喩」にも使います。
「鋭角」と反対の意味を持つ対義語が「鈍角」です。
「鈍角」という言葉の意味は、「90度の直角よりも大きく、180度の二直角よりは小さい角」になります。
「鈍角」は、「直角より大きな角度を持ち、見た目に鋭さがない角」を指しています。
「鋭角」を連想する対義語(反対語)
「鋭角」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「緩やかな傾斜」【ゆるやかなけいしゃ】
「緩やかな傾斜」というのは、「角度が大きいために傾斜が急ではない状態」を意味しています。
「緩やかな傾斜」という言葉は、「角度が小さくて傾きがゆるやかになっているさま」を示しています。
「緩やかな傾斜」は、「傾きが急で鋭さが感じられる」の意味を持つ「鋭角」の対義語になります。
「急でない傾き」【きゅうでないかたむき】
「急でない傾き」というのは、「そのまま急な角度ではないゆるやかな傾き」の意味を持っている言葉です。
「急でない傾き」という言葉には、「鋭角のようなきつい傾きをしていない」といった意味のニュアンスがあります。
その意味合いから「急でない傾き」は、「鋭角」とは反対の意味を持つ反対語として考えることができるのです。
「鈍い」【にぶい】
「鈍い」という言葉の意味は、「行動や思考速度が遅くてとろくさい印象を与えるさま」になります。
「鈍い」というのは、「行動や発言、思考内容にシャープな鋭さを感じることができない様子」を意味している言葉なのです。
「鋭角」という言葉は、「鋭さを感じられる言動や振る舞いの比喩」として使われるケースもあります。
そのため、「鈍い」は「鋭角」の対義語として解釈することができるのです。
まとめ
「鋭角」と反対の意味を持つ対義語は「鈍角」になります。
この記事では「鋭角」と「鈍角」の意味を解説して、「鋭角」を連想させる対義語(反対語)として「緩やかな傾斜・急でない傾き・鈍い」を紹介しました。
「鋭角」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。