「削除」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「削除」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「削除」の対義語
「削除」【さくじょ】の対義語は「付加」【ふか】です。
「削除」という言葉は、「文章や事柄をけずって取り除く」を意味しています。
「削除」には「今あるものを取り除いて無いものにする」のニュアンスが伴っています。
「削除」とは反対の意味を持っている対義語が「付加」です。
「付加」は「今あるものに付け加えること」を意味しています。
「付加」は「文章や物事にさらに付け足して増やすこと」を示唆している対義語です。
「削除」を連想する対義語(反対語)
「削除」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「添加」【てんか】
「添加」の言葉は「今あるものに別のものを加えること」を意味しています。
「添加」とは「添加物」【てんかぶつ】という言葉があるように、「元々の食品・飲み物などに防腐剤など別のものを加える」のニュアンスを持っています。
「削除」は「添加」とは反対に、「今あるものから取り除く」の意味を持っています。
そのため、二つの言葉の明確な違いから「添加」は「削除」をイメージさせやすい反対語として考えられるのです。
「増補」【ぞうほ】
「増補」とは、「書籍の本文の内容にさらに補足的な説明を付け加えること」を示唆している言葉です。
「増補」には「説明不足の内容および説明を補って増やす」といった意味のニュアンスが含まれています。
「削除」は「今の文章の内容を削って減らす」を意味しています。
この意味の違いから、「増補」は「削除」を意識させやすい対義語となっているのです。
「復元」【ふくげん】
「削除」の言葉には、「文書・データを取り除いて無いものにする」という意味合いがあります。
それに対して、「復元」は「いったん削除した文書やデータなどを元に戻す」という反対の意味を持っています。
「削除」は「取り除く」、「復元」は「取り除いたものを復活させる」のニュアンスがあるのです。
それぞれの意味の違いから、「復元」は「削除」を連想させる反対語といえるでしょう。
まとめ
「削除」と反対の意味を持つ対義語は「付加」になります。
この記事では「削除」と「付加」の意味を解説して、「削除」を連想させる対義語(反対語)として「添加・増補・復元」を紹介しました。
「削除」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事をチェックしてみてください。