「部分」と反対の意味を持つ対義語はどんな言葉なのでしょうか。
今回は「部分」の対義語を紹介していきます。
「部分」の対義語
「部分」の対義語は「全体」になります。
「部分」は「全体を小さく分けたものの一部」のような意味になります。
つまり、全体が存在する前提で、「部分」という言葉が成立しているのです。
たとえば、「これは一部分にすぎません」という使い方ができます。
また、これの対義語としては「全体」があります。
つまり部分という要素の集合体が「全体」という概念に相当するのです。
たとえば、「全体を見れば、おのずと答えが分かります」と使用できます。
これらのことから、「部分」の対義語が「全体」であると分かるのです。
「部分」を連想する対義語(反対語)
「部分」の反対語には「全体」がありますが、それ以外にも、同じような意味で使用できる対義語が存在するのです。
「全て」
「部分」の対義語は「全体」ですが、「全体」の類語は「全て」になります。
つまり、「全て」という言葉も、「部分」とは逆の意味で用いる事ができるものになっているのです。
たとえば、「全てを見渡す必要があります」と使用できます。
この場合は、「部分」の対義語として成立している事が分かるのです。
「全部」
また、「全部」も「全体」と類似した言葉になっています。
こちらも、複数の部分から構成されたものの全てを表現した言葉になっているのです。
たとえば、「全部が対象になっているみたいです」と使用できます。
「オール」
さらに、「オール」のような形で言い換える方法もあります。
こちらは英単語の「all」のことであり、それがカタカナ表記になったものなのです。
このようにすると「全部」や「全体」を示す言葉になるため、「部分」の対義語としても成立するのです。
まとめ
「部分」の対義語は「全体」だと言えます。
しかし、同じ対義語であっても、色々な表現方法が存在するのです。
状況によって、相応しい言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
