玄関は家の顔ともされる設備です。
風水においても、玄関は最も重要なものです。
その玄関が南西にある場合、何か問題はあるのでしょうか。
ここでは、「南西の玄関」の風水における注意点や、解決法について、詳しく解説していきます。
「南西の玄関」の風水での注意点
風水において、南西は裏鬼門に相当します。
「三所に三備を設けず」という言葉があり、「家の中央」「鬼門(北東)」「裏鬼門(南西)」に「玄関」「台所」「水回り」は良くない、と言われています。
邪気や厄といった鬼は、鬼門から入り、裏鬼門から抜けて行くものです。
一方、玄関は外から入ってくる気を、家に流す為の場所です。
そんな玄関が裏鬼門にあれば、折角出て行こうとした鬼が、また家の中に戻ってしまい、家全体の運気を下げ続けてしまうでしょう。
「南西の玄関」の風水でのオススメや解決策
まず、気が流れやすいように、玄関をこまめに掃除や換気しましょう。
次に、鬼門側を対策し、入って来る鬼を減らします。
鬼門に当たる北東の部屋をこまめに掃除し、北東の角に盛り塩やお札を置き、その外に敷地があるならヒイラギやナンテンを植えましょう。
ヒイラギは尖った葉が鬼を追い払い、ナンテンは難を転じて福とします。
そして、玄関の南西の角にも盛り塩やお札を置けば、鬼の影響を受ける事はないでしょう。
まとめ
「南西の玄関」は、裏鬼門に当たり、出て行く筈の鬼、つまり厄や邪気が、また家の中に広がってしまいます。
このような時は、まず玄関をこまめに掃除し、風通しも良くしましょう。
北東の鬼門に当たる部屋も同様に清潔にし、盛り塩やお札、ヒイラギやナンテンなどで、入って来る鬼を減らします。
玄関の裏鬼門にも同様に、盛り塩やお札を置けば、鬼の影響を受ける事はなくなるでしょう。