「ご参考になりましたでしょうか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご参考になりましたでしょうか」とは?
「ご参考になりましたでしょうか」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「ご参照いただければと存じます」または「お役に立てていただけますと幸いでございます」などという意味合いで用いられている表現です。
通常付き合いのある業務関係者や事業協力者などへ向けて、仕事や職務などに活かしてほしい事柄や情報などについてお知らせしたい場合などに使用されている言い回しです。
「ご参考になりましたでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご参考になりましたでしょうか」とは、「基準となる別のものと比較していただけましたでしょうか」あるいは「そこから何か新しい情報などを得ることはできましたか」などという意味合いで使われている文言です。
「自分があることを行う上での指針とする」さまを示す「参考」という語は、ビジネス上では「あることにおいての比較対象にする」様子などを示す言葉で、上記のフレーズはこちらから提示した物や共有した情報などが役に立ったか否かを尋ねたい場合などに使用されています。
「ご参考になりましたでしょうか」を使った例文
・『先刻、弊社から転送させていただきましたメールの情報につきましては、ご参考になりましたでしょうか』
・『こちらからお知らせいたしました新しいショッピングモールの開店情報につきましては、ご参考になりましたでしょうか』
「ご参考になりましたでしょうか」の類語や言い替え
・『方向性などを定めることはできましたでしょうか』
・『お比べいただきまして違いなどは明らかになりましたでしょうか』
・『ご参照していただくことで新たな知見などは得られましたでしょうか』
まとめ
「ご参考になりましたでしょうか」とは、ビジネスシーンにおいて「何か役に立ちそうなヒントなどはつかめましたでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。