この記事では、「リトルマーメイド」と「アンデルセン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リトルマーメイド」とは?
リトルマーメイドとは、1989年に公開されたディズニーのアニメーション映画です。
アンデルセンの童話「人魚姫」を原作としています。
海底に棲む人魚姫のアリエルが、嵐のため遭難した王子エリックを助け彼に恋するラブストーリーになります。
リトルマーメイドはブロードウェイで舞台化もされており、2023年には実写映画化もされています。
「アンデルセン」とは?
アンデルセンとはデンマーク生まれの童話作家で、正式にはハンス・クリスチャン・アンデルセンといいます。
アンデルセンが書いた童話は世界中で親しまれており、「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」等が有名です。
「人魚姫」は1837年に出版された「子どものための童話集Ⅲ」に収められています。
その後も童話を執筆し続け、アンデルセンは童話作家として高く評価されるようになりました。
デンマークのコペンハーゲンには、人魚姫をモチーフにした「人魚姫の像」が設置されています。
「リトルマーメイド」と「アンデルセン」の違い
リトルマーメイドは、アンデルセンが書いた童話「人魚姫」をモチーフにしたアニメーション映画や実写映画、舞台などをいいます。
リトルマーメイドと人魚姫は大まかなストーリーは同じですが、結末は大きく異なっています。
リトルマーメイドでは、王子を助けた人魚姫のアリエルと王子のエリックは結ばれアリエルは人間になって幸せに暮らします。
人魚姫では王子の愛を得ることはできず、自ら海に身を投げてしまうのです。
ハッピーエンドなのがリトルマーメイドで、アンハッピーエンドなのがアンデルセンの人魚姫になります。
まとめ
リトルマーメイドはディズニーのアニメーション映画で、アンデルセンの童話「人魚姫」をモチーフにしています。