この記事では、「活かせると思います」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「活かせると思います」とは?
「活かせると思います」は、自分の知識や技術を、有効利用できると思っていることを表す言葉です。
「活かせる+と+思います」で成り立っている語で、「活かせる」は「活かす」の可能形で「有効に使える」、「と」は助詞、「思い」は「思う」の連用形、「ます」は丁寧語、全体で「有効に使えると思う」の敬語表現になります。
「活かせると思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「活かせると思います」は、就活の面接や上司との面談、取引先との商談などで、自分の知識や能力をうまく使えることをアピールする時に使われます。
ポジティブな表現ですが、まだ実現していないことですので、目上の人や社外の人に対してはもう少しへりくだった表現をした方が良いでしょう。
「思います」もより丁寧な表現にできます。
「活かせると思います」の正しい文章表現
「活かせると思います」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『お役に立てればと存じます』
「お役に立てれば」の「お」は謙譲語の接頭辞、「役に立てれば」は「役に立つ」の可能形で「使って有用であれば(よい)」、「存じます」は動詞「思う」の謙譲語「存ずる」の連用形「存じ」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「(あなたのために)使って有用であればよいと思う」の敬語表現になります。
「活かせると思います」を使った例文
「活かせると思います」を使った例文は以下の通りです。
・『今まで培ってきた財務会計の知識を、貴社で活かせると思います』
・『海外留学で身に付けた英会話力を、外資系の貴社で活かせると思います』
・『専門学校で機械工学を学んできましたので、貴社の製造部門で活かせると思います』
「活かせると思います」の類語や言い替え
「活かせると思います」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『活かせればと存じます』
・『有効に使えればと存じます』
・『上手く使いこなせればと存じます』
まとめ
今回は「活かせると思います」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。