「目安としてご参考ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「目安としてご参考ください」とは? ビジネス用語

この記事では、「目安としてご参考ください」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「目安としてご参考ください」とは?

「目安としてご参考ください」は、こちらから提示するものを、判断のよりどころとしてほしいと伝える表現です。

「目安+と+して+ご参考+ください」で成り立っている語で、「目安」「おおよその基準・見当」「と」は助詞、「して」「する」の連用形「し」+助詞「て」「ご参考」「参考」「他のものと引き合わせて、自分の考えを決める手がかりにすること」「ください」「くれ」の尊敬語、「お・ご〜ください」でひとつの敬語表現、っ全体で「おおよその基準として、考えを決める手がかりにしてくれ」の敬語表現になります。

「目安としてご参考ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「目安としてご参考ください」は、相手が取り組んでいるものごとや、悩んでいるものごとに関して、良かれと思って自分達の持っている情報を提示する時に使われます。

敬語表現が使われていますが、「参考」「参考+に+する」で使われる語で、動詞は省略できません。

目上の人や社外の人には言い換える必要があります。

「目安としてご参考ください」の正しい文章表現

「目安としてご参考ください」の正しい文章表現は以下の通りです。

・『目安としてご参考にしていただけますと幸いです』
「ご参考にして」「参考にする」の敬語表現・連用形、「いただけ」「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形・連用形、「幸いです」「〜とありがたい」の丁寧語、全体で「おおよその基準として、考えを決める手がかりにしてもらえるとうれしい」の敬語表現になります。

「目安としてご参考ください」を使った例文

「目安としてご参考ください」を使った例文は以下の通りです。

・『前年度のデータをお送りいたしますので、目安としてご参考ください』
・『前年同期の注文内容を分析したものです・目安としてご参考ください』
・『前回イベントを開催した時にかかった費用の内訳です・目安としてご参考ください』

「目安としてご参考ください」の類語や言い替え

「目安としてご参考ください」の類語や言い替えは以下の通りです。

・『目安としてご高覧いただけますと幸いです』
・『目安としてごご覧くださいませ』
・『目安としてご参照くたさいませ』

まとめ

今回は「目安としてご参考ください」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。

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