この記事では、「公式」と「正式」の違いを分かりやすく説明していきます。
「公式」とは?
「公式」は「こうしき」と読みます。
「公式」は、「おおやけに定められた形式のことや、公的な手続きを踏んで物事を行うこと」です。
例えば、公的な手続きを踏んで行事をする時、「公式の行事」と呼べます。
また「公式」には、「企業や団体などが、正式に認めること」です。
例えば、スポーツ団体が、正式に認めた試合は、「公式試合」と呼ばれます。
さらに「公式」には、「数や式の間に成り立つ関係を、数学上の記号を用いて表示した式のこと」です。
「正式」とは?
「正式」は「せいしき」と読みます。
「正式」は、「定められた正しい方式や、簡略化しない本来の形式に従っていることや、その様子」という意味があります。
「公式」と「正式」の違い
「公式」と「正式」の違いを、分かりやすく解説します。
「公式」は、「おおやけに定められた形式のことや、公的な手続きを踏んで物事を行うこと」です。
一方の「正式」は、「定められた正しい方式や、簡略化しない本来の形式に従っていることや、その様子」という意味があります。
このように、「公式」は、「おおおやけに定められている形式」を意味するのに対して、「正式」は、「正しい形式」を意味するという違いがあります。
社会に広く認められている形式のことを「公式」と呼び、正しいと思われる形式のことを、「正式」と呼びます。
「公式」の例文
・ 『総理大臣が、公式に訪問する』
・ 『非公式のゆるキャラが、公式のキャラより活躍する』
「正式」の例文
・ 『正式な要請があるまで、動かない
・ 『あのビルの、正式名称を知りたい』
まとめ
「公式」と「正式」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。