この記事では、「質問」と「発問」の違いを分かりやすく説明していきます。
「質問」とは?
「質問」は「しつもん」と読みます。
「質問」は、「わからないところや疑わしい点について問いただすことや、その内容のこと」です。
例えば、パソコンを買った人が、使い方が分からない時、カスタマーセンターに連絡して、分からない部分を問いただす時、「パソコンの使い方を質問する」という文章にできます。
「発問」とは?
「発問」は「はつもん」と読みます。
「発問」は、「問いを発すること。
質問を出すこと」です。
「発問」は、「あえて問うこと」を意味し、例えば、教育現場で、教師が生徒にあえて問い、考えさせるような場面で「発問」という言葉を使います。
一般的な場面では、ほとんど使われていない言葉となります。
「質問」と「発問」の違い
「質問」と「発問」の違いを、分かりやすく解説します。
「質問」は、「わからないところや疑わしい点について問いただすことや、その内容のこと」です。
一方で、「発問」は、「問いを発すること。
質問を出すこと」です。
このように「質問」と「発問」は、とても似た印象がある言葉となります。
しかし、「質問」は「分からない事を聞くこと」を意味するのに対して、「発問」には「あえて問うこと」を意味するという違いがあります。
また、「質問」は、日常生活で使う言葉なのに対して、「発問」は、基本的に教育現場などでしか使わない言葉という違いもあります。
「質問」の例文
・ 『先生に質問する』
・ 『責任者が、質問に答える』
「発問」の例文
・ 『生徒が教師に発問する』
・ 『なぜ人を殺してはいけないのか、という発問をする』
まとめ
「質問」と「発問」の違いについて見てきました。
2つの言葉はとても似ていますが、明確な違いもありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。