何かの事柄に気を付けたい時、「十二分に注意」との表現が使われます。
これは危険の回避にも結びつくので重要です。
十二分に注意の意味や、その使い方などをご紹介します。
「十二分に注意」とは?
十分過ぎると思われるほどに、何かの物事に対して厳重に気を付けることを伝える時の表現です。
「十二分に注意」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
危険性のある作業で事故に繋がらないように気を付けたり、重要な会議があるので遅刻しないよう用心するなどの状況があります。
そのように普段よりずっと注意が必要な状況に際して、「十二分に注意」を使うことが可能です。
これによって自らが厳重に気をつけることを述べたり、人に強めの注意を促すこともできるでしょう。
話し言葉でも使われがちですが、その際には「事故を起こさないよう」など、何に対しての注意なのかをはっきり述べるのが良いです。
そして「してください」などのように、状況に合わせた言葉を続けるのが良いでしょう。
ただしこれは厳重な注意についての表現であり、些細な注意については大げさになってしまうことに気をつけてください。
「十二分に注意」を使った例文
・『明日の会議に必要な書類を忘れないよう、十二分に注意してください』
・『ここは危険を伴う作業ですので、スタッフ共々十二分に注意いたします』
「十二分に注意」の類語や言い替え
「十分過ぎるほど注意」は、物事について厳しいほどに気をつけるとの意味です。
「厳重に注意」は、厳しい態度で物事に対して気を配っていくとを表します。
「厳しく注意」は、いい加減な態度を許さず、はなはだしいほど気を付けることです。
「十二分に気をつける」は、十分過ぎると感じられるほどに、注意することを表します。
「十二分に警戒」は、十分過ぎるほどに、悪いことが起こらないよう用心するとの意味です。
「十二分に用心」の場合も、十分過ぎるほど、何かが起こらないよう注意することを表します。
まとめ
十分を超えて気をつけることについて語る時、「十二分に注意」と言うことが適切なのでした。
これにより注意を促すなどの用法ができますが、本当に強い注意が必要な時に使うのが良いです。
今後危険がある状況などに際して、活用してみてください。
