「お訪ね致します」は自分のある行動を相手に伝える際に用いる言葉です。
この記事では、「お訪ね致します」について分かりやすく説明していきます。
「お訪ね致します」とは?
「おたずねいたします」と読む「お訪ね致します」は、「何らかの目的をもってある場所に行く」「会うことを目的に他者のいる場所に明日を運ぶ」といった意味を持つ「訪ねる」に、丁寧の意を示す「お」を付け、さらに「〜する」の謙譲表現である「致します」を加えたフレーズです。
特定の場所を訪問することを丁寧に伝えるために使用します。
「お訪ね致します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスシーンにおいて、「お訪ね致します」は取引先など仕事に関係する場所に足を運ぶ状況で使用します。
通常は「〜をお訪ね致します」や「〜にお訪ね致します」のように表し、直前に訪問先の名前や時間などを加えて使います。
丁寧語や謙譲表現が含まれているため、上司や取引先など目上の人に対しても使用することが可能です。
ビジネスメールなどの文面のほか、会話で使用しても差し支えないでしょう。
一方で、同僚や仕事以外の友人などフランクな関係性で使用すると堅くよそよそしい印象を与える恐れがあるため注意が必要です。
「お訪ね致します」を使った例文
・『近日中に必ず貴社をお訪ね致します』
・『明日の9時にお訪ね致します』
・『来月の初旬に〇〇様宅にお訪ね致します』
「お訪ね致します」の類語や言い替え
「お訪ね致します」を言い換える際は、「お伺いする」や「参る」といった文言を使います。
両者共に「どこかを訪ねる」の謙譲語に該当する表現で、「お訪ね致します」と同じような意味合いで使うことが可能です。
また、相手の空間に入ることを謙遜して言う「お邪魔します」や、相手と会うことに尊敬の意を込めて言う「お目にかかります」といったフレーズを用いる方法もあります。
まとめ
「お訪ね致します」は、「目的をもって特定の場所に行く」「会うために他者のいる場所に行く」ことを丁寧に表現する言葉です。
「お伺いする」「参る」「お邪魔します」といった類語があることもチェックしておきましょう。
ぜひビジネスメールや職場での会話などに役立ててください。
