この記事では「ご指導いただいたことを活かし」について解説をします。
「ご指導いただいたことを活かし」とは?
教え導いてもらったことをうまく使って、という意味です。
「ご指導」の「ご」は、その行為をする人へ尊敬の意を表すものです。
「指導」は、ある目的に向かって教え導くことをいいます。
「いただい」は「もらう」の謙譲語です。
「活かし」は、有効に使う、物や人の機能や能力などを十分に発揮させて使うという意味です。
「ご指導いただいたことを活かし」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、指導を受けたときのお礼で用います。
研修を受けた後には、お礼を伝えることが望ましいです。
研修後のお礼は、研修を受ける機会を作ってくれたことや、知識や技術を教えてくれたことへ感謝を示すものです。
対面で伝えられればそれが望ましいのですが、メールで伝えて構いません。
メールで伝えていたとしても、会う機会があったならば対面でも再度お礼を伝えましょう。
何度もお礼を伝えて悪いことはありません。
感謝の意を示すときには、形だけとならないように気をつけてください。
研修でどういったことを学んだのかを振り返りながら伝えると、しっかりと学んだという意や感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
事務的な報告で終わらないようにしましょう。
「ご指導いただいたことを活かし」を使った例文
・『ご指導いただいたことを活かしてまいります』
「ご指導いただいたことを活かし」の返答や返信
お礼のメールをもらったならば、簡単でもよいので返信をすることが望ましいです。
返信をすれば、「メールを読みました」と伝わります。
その際に自分の言葉を使うようにしてください。
指導をしたときに印象的だったこと、指導をした中で気をつけて欲しいことなどがあれば、伝えてみるとよいでしょう。
これからは、指導をしたことをもとにして仕事をしていくことになるので、応援の言葉をかけてみてもよいかもしれません。
まとめ
この言葉は、指導をしてもらったことへお礼を述べるときに用いるものです。
定型文で済ませるのではなく、自分の言葉も使ってお礼を述べてみてください。