この記事では、「つつがなく過ごせますように」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「つつがなく過ごせますように」とは?
「つつがなく過ごせますように」は、特に変わったことなく安らかに暮らせるよう願う気持ちを表す言葉です。
「つつがなく+過ごせ+ます+よう+に」で成り立っている語で、「つつがなく」は「恙無く」と書き「病気や災難がなく無事であること」「ものごとが滞りなく進んでいること」、「過ごせ」は「過ごす」の可能形「過ごせる」の連用形、「ます」は丁寧語、「よう」は希望の意を込めて和らげる語、「に」は助詞、全体で「病気や災難がなく無事で日々を送れるように」の敬語表現になります。
「つつがなく過ごせますように」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「つつがなく過ごせますように」は、遠く離れている人への挨拶状や年賀状などに使われる言葉です。
「つつが(恙)」は「病気や災難を表す古語」で、昔から使われています。
形式的な表現ですので、普段滅多に会えない人への挨拶の言葉として使われています。
「つつがなく過ごせますように」の正しい文章表現
「つつがなく過ごせますように」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『つつがなくお過ごしになれますように』
「お過ごしになる」は「過ごす」の尊敬語、全体の意味を変えずより丁寧な表現になります。
「つつがなく過ごせますように」を使った例文
「つつがなく過ごせますように」を使った例文は以下の通りです。
・『寒さ厳しい折、皆様がつつがなく過ごせますようにお祈りしております』
・『まだまだ暑い日が続きますが、皆様がつつがなく過ごせますように祈っております』
・『今年一年、つつがなく過ごせますようにご祈念いたします』
「つつがなく過ごせますように」の類語や言い替え
「つつがなく過ごせますように」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ご無事にお過ごしになれますように』
・『健やかにお過ごしになれますように』
・『心穏やかにお過ごしになれますように』
まとめ
今回は「つつがなく過ごせますように」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。