「公私共にお世話になりました」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「公私共にお世話になりました」とは?
「公私共にお世話になりました」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「公私にわたっていろいろとご面倒をみていただきました」もしくは「仕事やプライベートなどに関わらずさまざまなお手数をおかけしてしまいました」などという意味合いで使われている言い回しです。
「公な部分と私的な部分の両方」を表す「公私」という語は、ビジネス上では「仕事においてもそれ以外の所でも」などというニュアンスで使用されている表現です。
「公私共にお世話になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「公私共にお世話になりました」とは、「仕事の面でも社外においてもご支援いただきました」ないし「ビジネスとプライベートの双方において後押しをいただきました」などという意味合いで用いられている文言です。
普段から仕事や任務などで付き合いのあるビジネス関係者や事業担当者などへ向けて、さまざまな面でご迷惑をおかけしてしまった旨に言及することができる言い回しで、併せてお世話になった相手に対する謝意についても丁寧に示しておく必要があります。
「公私共にお世話になりました」を使った例文
・『御社には言葉に尽くせないほど公私共にお世話になりましたので、感謝の気持ちをお伝えする相応しい言葉が思いつかない次第でございます』
・『諸先輩方には公私共にお世話になりましたので、このご恩はけっして忘れずにいつの日かお返ししたいと願っております』
「公私共にお世話になりました」の類語や言い替え
・『仕事とプライベートの両面においてお支えいただきました』
・『オフィシャルな場でもそれ以外でもご協力をいただきました』
・『公私にこだわらずに援助していただきました』
まとめ
「公私共にお世話になりました」とは、ビジネストークや敬語での文章などにおいて「仕事上はもちろんのこと仕事を離れてもお引き立ていただきました」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
