自分が信じる思想を人に知らせる時、「信条としております」と言うことがあります。
これは信条とは何であるか、まず知って置かなければいけません。
その使い方など含め確かめてみましょう。
「信条としております」とは?
ある決まり事や思想を信じて守っていることについて、相手に伝える時の丁寧な表現です。
「信条」は堅く信じて守っている事柄を表します。
「信条としております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
継続は力なり、有言実行、家族優先など、何かの思想や決まり事を守って過ごすことがあります。
そのような思いを会話や自己紹介で伝えるにあたり、「信条としております」と言うことが可能です。
これは元々キリスト教の教義に関わる言葉でしたが、キリスト教に無関係の事柄を述べるにも支障がありません。
これによって自分の考え方や大切なことを、伝えられる効果が得られるでしょう。
話し言葉の中で特に使われがちですが、その時には「初志貫徹することを」などを併せ、何が信条であるかをはっきり伝えるのが良いです。
ただし信条としていると言っておいて、それを守らないようでは信用がなくなってしまうことに気を付けてください。
良い信条は維持していくことや、無理がない信条を選ぶ必要があります。
「信条としております」を使った例文
・『私は有言実行することを信条としております』
・『家族を優先することを信条としておりますので、予定を変えられません』
「信条としております」の類語や言い替え
「信念としております」は、堅く信じて疑わない事柄を、伝える時の表現です。
「モットーとしております」は、何かの目標や原則を表す「モットー」があることを伝える時に使われます。
「座右の銘としております」は、自らを鼓舞したり戒める目的の「座右の銘」を持つことを伝える表現です。
「格言としております」は、人生にとって有益な助言を意味する「格言」を持っていることを表します。
「鉄則としております」は、絶対に守らなければならない決まり事があることを伝える表現です。
まとめ
何らかの思想などを信じていることを伝える時、「信条としております」と言い表すことができます。
ただし信条は守らないと信用がなくなることや、無理がない信条であることが大切です。
自己紹介をする時も、この表現によって自分の考えを伝えてみてください。