この記事では、「驚きを禁じ得ない」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「驚きを禁じ得ない」とは?
「驚きを禁じ得ない」は、非常に驚いている気持ちを表す表現です。
「驚き+を+禁じ得ない」で成り立っている語で、「驚き」は「驚く」の連用形が名詞化した語で「意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける」、「を」は助詞、「禁じ得ない」は「ある感情が湧き上がってきて抑えられない様子」、全体で「意外なことに出くわして、びっくりした感情が抑えられない」になります。
「驚きを禁じ得ない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「驚きを禁じ得ない」は、思ってもみなかったことが起きてしまい、非常にびっくりしたことを表す時に使われます。
「禁じ得ない」は文語的な表現ですが、日常でもよく使われ、「喜びを禁じ得ない」「同情を禁じ得ない」などがあります。
敬語表現ではありませんので目上の人や社外の人には言い換える必要があります。
「驚きを禁じ得ない」の正しい文章表現
「驚きを禁じ得ない」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『驚きを禁じ得ません』
「ません」は丁寧語「ます」の否定形、他に敬語表現がなく、このように使うしかありません。
「驚きを禁じ得ない」を使った例文
「驚きを禁じ得ない」を使った例文は以下の通りです。
・『まったく知らないうちに従業員同士が結婚することになり、一同驚きを禁じ得ない』
・『トップセールスの〇〇さんがライバル会社に引き抜かれてしまい、驚きを禁じ得ない』
・『学生時代の部活の先輩が面接官になっていて、驚きを禁じ得ない』
「驚きを禁じ得ない」の類語や言い替え
「驚きを禁じ得ない」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ただただ驚くばかりでございます』
・『非常に驚愕しております』
・『驚きを隠せません』
まとめ
今回は「驚きを禁じ得ない」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。