「ものともせず」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ものともせず」とは? ビジネス用語

「ものともせず」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「ものともせず」とは?

「ものともせず」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「どんな困難な状況においても全然お構いなしで」もしくは「事態の良し悪しについてはまったく気にすることなく」などという意味合いで使われている言い回しです。

ビジネス上でしばしば発生する難しい状況や容易ならざる事態などの際に、周りの要素などからは一切影響を受けずに普段どおりに対処することができる旨について言及することができる表現です。

「ものともせず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ものともせず」とは、「どんな逆境においてもいつもどおり難なく対応する」さまや「まったく動揺せずに普段と同じようにことを運んでいく」様子などを示す言葉です。

ビジネスを進めていく上で生じるさまざまなネガティブな要因やしばしばぶつかってしまう壁などについて、まったく気にすることなく冷静に進めていく旨に言及することができる表現で、乗り越えるのが簡単ではない難局や危機的な状況などに勇敢に立ち向かっていくや姿や姿勢などを表現することができる言い回しです。

「ものともせず」を使った例文

・『長期間におよぶ未曽有の円安傾向がなかなか終わりを迎えませんが、この困難な状況をものともせず乗り越えていくのが我々の使命でございます』
・『入社したての頃は夜勤が何日間続いたとしても、まったくものともせずに仕事を休むことはありませんでしたが、40代の今はそういう訳にはいきません』

「ものともせず」の類語や言い替え

・『歯牙(しが)にもかけずに』
・『造作もなく軽々と』
・『いとも簡単にあっけなく』

まとめ

「ものともせず」とは、ビジネストークや敬語での文章などにおいて「まったく臆することなく」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じて臨機応変に使いこなしましょう。

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