「を中心として」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「を中心として」とは?
「を中心として」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「○○を主軸として」もしくは「●●を真ん中において」などという意味合いで使われている表現です。
複数の企業や組織などと共に取引や事業などを行っていく上では、担当者や責任者などがメインとなってことを運んでいきますが、それらの流れで先方に向けてあるものや人などを真ん中に据えて考慮してほしい旨について言及することができる言い回しです。
「を中心として」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「を中心として」とは、「○○を取り囲むように」ないし「●●を前面に押し出しながら」などという意味合いで用いられている文言です。
プロジェクトや取引の規模が大きいほどリーダーや管理者などの責任が重大になっていきますが、上記のフレーズを用いることでその時点における事業や任務などはあることをベースとして執り行っていきたい旨に触れることができる表現で、同時に中心におくものや人、あるいは考え方や主張などについても明記しておかなければならないでしょう。
「を中心として」を使った例文
・『いよいよ来月に迫っております次回の共同事業におかれましては、○○社の◎◎さまを中心として本プロジェクトを進めていただきたく存じます』
・『現在弊社が取り扱っております主力の製品につきましては、中国製の電化製品を中心としてその他家電全般になります』
「を中心として」の類語や言い替え
・『○○を基本として』
・『●●を主体としながら』
・『◎◎をメインに据えて』
まとめ
「を中心として」とは、ビジネスシーンや敬語での文章などにおいて「○○を起点と考えて」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。
