この記事では「時間を問わず」について解説をします。
「時間を問わず」とは?
時間に関係なく、という意味です。
「問わず」は「問う」と「ず」で構成されています。
「問う」には、わからないことを人に聞く、責任のある場所や犯罪の事実などを追及するなどの意味があります。
この言葉の場合は、ある資格や条件などを、対象となる事柄であると取り上げるという意味で用いています。
この意味では、後に打消しの語をともなって使用をします。
「ず」が打消しの語です。
「時間を問わず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、時間に関係なく何かをするとき、しているときなどに用います。
相談窓口のことで説明をします。
ある企業では相談窓口を用意しています。
相談はメールまたは電話で受けつけています。
一般的には、メールは24時間受けつけていることが珍しくありませんが、電話の場合は受付時間が決まっている場合が多いです。
しかし、この企業の場合は電話も24時間受けつけをしています。
9時から17時などと時間を限定していないのです。
この時間に関係ないさまを「〜電話で受けつけをしております」と表現をします。
この言葉を使うと、24時間いつでもと受け取る人もいるでしょう。
しかし、実際には24時間いつでも何かができるわけではないときもあります。
その場合は、具体的に何時から何時までと示すようにします。
時間をはっきりとさせておけば、聞き手を混乱させる心配が少なくなります。
「時間を問わず」を使った例文
・『時間を問わず相談できます』
「時間を問わず」の返答や返信
何をしているのかがこの後に述べられるので、その内容を把握しておくとよいでしょう。
たとえば、いつでも商品の注文ができると伝えているとします。
その場合は、時間に関係なく、いつでも好きなときに商品の注文ができます。
日中は忙しくて注文できないから夜にしたい、朝早い時間だと注文する時間がある、といった人にとっては助かるでしょう。
まとめ
この言葉は、時間に関係なくという意味で用いるものです。
いつでも何かができる、何かをしているといったときに、こういった表現が使われます。