この記事では、「フランボワーズ」と「カシス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フランボワーズ」とは?
バラ科キイチゴ属に分類される落葉低木を意味する言葉です。
その中のいくつかの種、または総称を表現していると言えます。
英語ではラズベリーとも呼ばれることで知られています。
風味は薔薇を彷彿とさせるフローラルな芳香とさわやかな酸味があり、いちごよりも種が大きいためプチプチとした食感が楽しむことが可能です。
また、「フランボワーズ」は、やや酸味が強いため、甘さの強いスイーツやデザートと合わせて使われることが多いフルーツです。
「カシス」とは?
スグリ科スグリ属に属している落葉低木を意味する言葉です。
その実は深い紫色であることが特徴として挙げられます。
英語ではブラックカラントとも呼ばれ、ジャムやゼリーなどの加工食品に利用されていることで知られます。
「フランボワーズ」と「カシス」の違い
「フランボワーズ」と「カシス」の違いを、分かりやすく解説します。
「フランボワーズ」と「カシス」は、どちらもベリー系の果物を意味する言葉ですが、それぞれ異なる特性を持ちます。
「フランボワーズ」は、ラズベリーに似た果物を表現する際に使用する言葉です。
鮮やかな赤色です。
酸味があり、甘みは控えめであることが特徴的です。
また、「フランボワーズ」のジャムはパンやヨーグルトに良く合います。
その一方で、「カシス」は、黒い色をしており、甘酸っぱい味わいの果物を表現する際に使用する言葉です。
リキュール「カシス」の原料としても有名で、カクテルやカシスソーダなどに使用されます。
また、カシスベリーはデザートやケーキのトッピングとしても人気です。
このように、「フランボワーズ」は酸味があり、「カシス」は甘酸っぱい味わいを持ちます。
どちらもベリー系のフレーバーを楽しむ際におすすめの果物です。
まとめ
「フランボワーズ」と「カシス」は、見た目が似ていることから混同されることもありますが、風味や果実の色などに違いがあります。
どちらも美味しい食べ方があるので、好みや用途に合った使い方をすると良いでしょう。