この記事では、「ポモドーロ」と「アマトリチャーナ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポモドーロ」とは?
イタリア語で「トマト」を意味する言葉です。
具体的には、トマトを使ったパスタソースのことを指します。
一般的な「ポモドーロ」のレシピでは、バジルやニンニクを使用して香りを付けたトマトソースをパスタに絡め、パルミジャーノ・レッジャーノを振りかけています。
また、「ポモドーロ」は、ペスカトーレやボンゴレロッソのベースにもなると考えられます。
「アマトリチャーナ」とは?
トマトソースにパンチェッタやチーズを加えて作るパスタ料理のことを意味する言葉です。
ローマを代表する料理の1つで、ローマの北東にあるアマトリーチェという地で生まれたとされます。
もともとは、トマトを使用しないグリーチャという料理でしたが、後にトマトソースが開発され、グリーチャと合わせてアマトリチャーナが誕生しました。
「ポモドーロ」と「アマトリチャーナ」の違い
「ポモドーロ」と「アマトリチャーナ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ポモドーロ」と「アマトリチャーナ」は、どちらもイタリアのトマトソースを使用したパスタ料理を意味する言葉ですが、それぞれ異なる特徴があると言えます。
「ポモドーロ」は、イタリア語で「サルサ・ディ・ポモドーロ (Salsa di Pomodoro)」と言われ、トマトソースで作るパスタ料理のことです。
トマトに玉ねぎ、ニンニク、オリーブオイルなどのシンプルな食材で作らます。
パルメザンチーズとバジルの葉がトッピングされていることが特徴的な料理です。
その一方で、「アマトリチャーナ」は、トマトソースにパンチェッタやチーズを加えて作るパスタ料理のことです。
具材としては、パンチェッタ、チーズを使用します。
パンチェッタの旨味とトマトの酸味が感じられ、コクのある味わいが特徴的です。
つまり、「アマトリチャーナ」はパンチェッタや玉ねぎが使用されている一方で、「ポモドーロ」は具材が数少ないシンプルなトマトソースのパスタです。
まとめ
「ポモドーロ」と「アマトリチャーナ」は、共にイタリアの名物料理を意味する言葉ですが、それぞれに違いがあります。
「ポモドーロ」は、トマトソースを使用したパスタ料理であり、それにパンチェッタやチーズを加えたのが「アマトリチャーナ」だと言えます。
どちらもトマトソースのパスタですが、「ポモドーロ」はシンプルで、「アマトリチャーナ」は、パンチェッタや玉ねぎが使用されていると言えるでしょう。