この記事では、「をめぐって」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「をめぐって」とは?
ある物事を中心にして話を取り上げ、具体的に何があったのか伝えて話し合うのが「をめぐって」です。
例えば、仕事がうまくできない従業員の何が駄目なのか取り上げて、解決策を見出すためしっかり話し合います。
また、職場で問題が起きた理由は何か原因を探るため、関わった従業員を集めて真剣に話し合うのです。
元々「めぐって」には「巡る」と漢字で書くように、中心となるものの周りを回るといった意味から、問題を取り上げて追求するために関わっていく場面で使われています。
「をめぐって」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事で誤ってミスした部下の問題「をめぐって」、上司は今後どういった対処するか本人にメールで具体的な処分するか送ります。
能力がない部下にはどのように指導すれば本人のためになるか具体的に話し合い、お互いに解決方法を共有するのです。
他にも来年度の予算「をめぐって」具体的な内容を取り上げてやり取りします。
ただ、注意したいところは、議論すべき問題ではないときに使うのではなく、あくまでも複数人でじっくり協議したり、会議すべき共通の事柄であるときに使いましょう。
「をめぐって」を使った例文
・『職場で敵対する2人は、社長の座をめぐってもめた』
・『商品の売り上げが悪い原因をめぐって話し合った』
「をめぐって」の類語や言い替え
「をめぐって」に似た類語には、「に関して」と先に述べた問題について深堀して追求していくという場面で使います。
例えば、情報に関して訂正するところがあればその部分を取り上げて、どうすればいいか具体的に伝えるのです。
また、会議では「商品に関して説明いたします」と何に焦点を当てて、どういった内容を伝えるか取り上げます。
また、類語には相手と1つの課題を取り上げて、熱く議論する意味で使う「激論」も職場で使われている言葉です。
他には前に述べた事実を受け入れた上で、このように判断すべきと具体的な提案するため意見を「踏まえて」議論していきます。
まとめ
何を話し合うべきか事柄を取り上げて、いかに良い解決方法を見出せるかに焦点を当ててそこにいる者に伝えるときに使われています。
職場では何を解決するために話し合えばいいかに焦点を当ててみましょう。