「少しばかりですが」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「少しばかりですが」とは?
「少しばかりですが」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「ほんのわずかな量でございますが」もしくは「大したことではございませんが」などという意味合いで使われている言い回しです。
数多くの関係者が係わるような職務や複雑な仕事などを進めていく上で、あることについて少しばかり実際に使えるさまや、あるものをほんの少しもっている様子などを示したい際などに使用されています。
「少しばかりですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「少しばかりですが」とは、「十分な量とは言えないかもしれませんが」ないし「まったくないという訳ではございませんが」などという意味合いで用いられている文言です。
いつもお世話になっている取引関係者や業務担当者などへ向けて、「あるものを少しだけ持っている」旨や「少しだけ使用することができる」様子などを伝えることができる表現で、同時に何が少しなのかについても明記しておかなければならないでしょう。
「少しばかりですが」を使った例文
・『経理業務につきましては、前職で10年ほどの実務経験がございますので、少しばかりですが貢献させていただけると存じます』
・『今回犯してしまったミスについては、ほんの少しばかりですがお詫びの気持ちとして謝礼をお納めいただけますようお願い申し上げます』
「少しばかりですが」の類語や言い替え
・『ほんの気持ち程度ではございますが』
・『ちょっとしたもので恐れ入りますが』
・『心ばかりで恐縮ではございますが』
まとめ
「少しばかりですが」とは、ビジネストークや敬語での文章などにおいて「ほんのささやかなものですが」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。