受賞の際によく聞かれるのが、「栄えある賞をいただき」との表現です。
これは前後の言い方も含めて知っておく必要があります。
「栄え」の意味や、表現の使い方などを確かめてみましょう。
「栄えある賞をいただき」とは?
名誉や尊厳、輝かしさのある賞をもらった状況について言い表しており、感謝や感激の言葉と合わせて使われます。
「栄えある賞をいただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
各種コンテストや社内などの表彰では、該当者に功績や名誉を称えつつ賞を授けることがあります。
その際に受賞する人が「栄えある賞をいただき」を用いてスピーチをしたり、文書として伝える使い方がなされます。
使う場合は「この度は」を前置きすることができ、「敢闘賞という」「このような」などどんな賞であるか伝えることも可能です。
そしてこの表現の後に、「心より感謝いたします」など適切な言葉を続けるのがよいです。
「光栄に存じます」と言う場合には、「栄え」も「光栄」も名誉があって輝かしい同じ意味で重複するので、気になる場合は別の言い方をすると良いかも知れません。
「栄えある賞をいただき」を使った例文
・『この度は敢闘賞という栄えある賞をいただきましたこと、大変嬉しく存じます』
・『このたびはこのような栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます』
「栄えある賞をいただき」の類語や言い替え
「栄えある◯◯賞をいただき」は、賞の名称を含めた上で、名誉ある輝かしい賞をもらったことを伝える表現です。
「栄えある賞を頂戴し」は、目上からもらうことを表す「頂戴」を用いて、輝かしい賞をもらったことを表します。
「栄えある賞を賜り」の場合も、目上から輝かしい賞をもらったとの意味です。
「栄誉ある賞をいただき」は。
素晴らしいと称えられる賞をもらったことを表します。
「輝かしい賞を頂戴し」は、栄えある賞を目上からもらったとの意味です。
「素晴らしい賞をいただき」は、優れていて褒め称えられる賞をもらったことを表します。
まとめ
受賞をするにあたり、「栄えある賞をいただき」との表現を使うことができます。
これにより感謝や感激の気持ちを伝えることができるでしょう。
「輝かしい」など別の表現も含めて、定型的な言い方を覚えておくと良いかも知れません。