この記事では「お越しになりました」について解説をします。
「お越しになりました」とは?
ある人が来た、という意味です。
「お越し」は「行くこと」「来ること」の尊敬語です。
「まし」は敬意を表し、「た」は動作や存在の確認の意や、その事柄が過去に行われた意を表します。
「お越しになりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人がやって来て、それを報告するときに用います。
やってきた人に伝えるのではありません。
たとえば、Aさんが面会のために自社にやって来てくれたとします。
このことをAさんと面会をする予定になっていた、自社のBさんに知らせます。
このときにBさんに対してこのように伝えます。
やってきた人が目の前にいなくても、敬意を込めた言い方にした方がよいでしょう。
普段から敬意を込めた表現を使うようにしていれば、敬意を示すべき場面できちんとした言葉遣いをすることができます。
普段からできていないことを突然やろうとしても難しいです。
普段の状態が現れてしまうのです。
「お越し」が尊敬語なので、この表現で来た人に対して敬意を示せます。
また、やって来た人に対しては適切な対応をしてください。
椅子に座ってもらう、お茶を出すなどの対応をして、失礼のないようにします。
「お越しになりました」を使った例文
・『安井さまがお越しになりました』
「お越しになりました」の返答や返信
人がやって来たと教えてくれたので、教えてくれた人にお礼を伝えます。
そして、やって来た人への対応をしましょう。
すぐに対応ができないときには、待ってもらうようにと伝えてもらいます。
人がやって来たと教えてくれた人に伝言を頼んでください。
来た人を待たせては不快にさせてしまうでしょうから、できるだけすぐに対応をするように心がけます。
また、相手の時間を奪うことにもなります。
急ぎではない用事ならばそれは後回しにして、来た人の対応をした方がよいでしょう。
まとめ
この言葉は、人が来たことを知らせるときに用いるものです。
やって来た人の対応をすべき人に対して、このような言葉で知らせをします。
来た人に対しても適切な対応をしてください。
