「研鑽(けんさん)に努めてまいります」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「研鑽に努めてまいります」とは?
「研鑽に努めてまいります」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「精進してまいる所存でございます」もしくは「絶え間ない努力を続けていくつもりでおります」などという意味合いで使われている言い回しです。
「学問を追及していく」さまを示す「研鑽」という語は、ビジネスにおいては「あるひとつの道を究めようと必死に取り組んでいく」様子などを表しており、上記のフレーズは「与えられた職務をひたむきに執り行っていく」などというニュアンスで使用されています。
「研鑽に努めてまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「研鑽に努めてまいります」とは、「けっして怠らずに自己啓発を続けてまいりたいと存じます」ないし「人間としての魅力をさらに磨いていきたいと考えている次第でございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
本来は異なる会社や団体などと共に長期的な事業や取引などを実施していく流れで先方に向けて、今後も変わらずに努力を続けていく旨についてお知らせすることができる文言で、同時に研鑽に努めていきたいと思っている事柄や目標などについても分かりやすく述べておく必要があるでしょう。
「研鑽に努めてまいります」を使った例文
・『御社の営業担当者として従事させていただくことが決定いたしました際には、研鑽に努めてまいりますことをお約束させていただきます』
・『本事業を成功させるために日々研鑽に努めてまいりますので、引き続きごご支援いただけますようお願い申し上げます』
「研鑽に努めてまいります」の類語や言い替え
・『勉学に励んでいく所存でございます』
・『スキルアップできるように努力を続けていくつもりでおります』
・『心血を注いで自分を高めていきたいと存じます』
まとめ
「研鑽に努めてまいります」とは、ビジネスシーンや敬語での文章などにおいて「探求心をもって必死に進んでいきたいと思っております」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて柔軟に使いこなしましょう。
