この記事では、「人事」と「総務」の違いを分かりやすく説明していきます。
「人事」とは?
「人事」は「じんじ」と読みます。
「人事」は、「人間社会の出来事のこと」です。
また、「人事」には「人間の力でできる事柄、人間が行う事柄のこと」です。
「人事を尽くして天命を待つ」という有名な「人事」を使った言葉もあります。
さらに「人事」には、「社会・機構・組織などの中で、個人の身分や、地位、能力の決定などに関する事柄のこと」です。
会社の組織の中で、この人に関する決定や活用などをする部署は、「人事部」と呼びます。
「総務」とは?
「総務」は「そうむ」と読みます。
「総務」は、「組織全体に関する事務を扱うこと。
また、その職にある人や、その部署のこと」です。
どのような組織でも、事務作業が必要となります。
そんな事務を一手に引き受ける部署が「総務部」となります。
国においては、「総務省」が、国という大きな組織の事務的な作業を担当しています。
「人事」と「総務」の違い
「人事」と「総務」の違いを、分かりやすく解説します。
「人事」には、「社会・機構・組織などの中で、個人の身分や、地位、能力の決定などに関する事柄のこと」です。
一方で、「総務」は、「組織全体に関する事務を扱うこと。
また、その職にある人や、その部署のこと」です。
このように、「人事」も「総務」も、会社などの部署の一つという、共通点があります。
しかし、「人事」は「人間に関すること」を担当するのに対して、「総務」は「事務に関すること」を担当するという大きな違いがあります。
「人事」の例文
・ 『次の人事で、部長が取締役になるらしい』
・ 『人事部は、人材を獲得、活用する部署だ』
「総務」の例文
・ 『事務仕事なら、総務に頼むといい』
・ 『細々した仕事が好きな私は、総務を希望する』
まとめ
「人事」と「総務」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。
