この記事では、「お気をつけていらっしゃってください」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お気をつけていらっしゃってください」とは?
「お気をつけていらっしゃってください」は、相手が移動する時に安全を気遣いする表現です。
「お気をつけて+いらっしゃって+ください」で成り立っている語で、「お気を付けて」の「お」は尊敬語の接頭辞、「気を付けて」は「気を付ける」の連用形「気を付け」+助詞「て」で「注意を払って」、「いらっしゃって」は「行く」「来る」「居る」の尊敬語「いらっしゃる」の連用形「いらっしゃり」+助詞「て」の音変化、「ください」は「くれ」の尊敬語、全体で「注意を払って行ってくれ・来てくれ」の敬語表現になります。
「お気をつけていらっしゃってください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お気をつけていらっしゃってください」は、相手がある場所へ出かける時の挨拶の言葉として使われます。
「いらっしゃる」は不自然に聞こえますが正しい尊敬語です。
「行く・来る」どちらの意味もありますので、相手がこちらへ来る場合、相手がどこかへ出かける場合のどちらにも使われます。
文法的に誤りはなく、このまま目上の人や社外の人に使えます。
「お気をつけていらっしゃってください」を使った例文
「お気をつけていらっしゃってください」を使った例文は以下の通りです。
・『雨でお足元が悪いので、お気をつけていらっしゃってください』
・『乗り換えが多いので、お気をつけていらっしゃってください』
・『お車をご利用とのことで、お気をつけていらっしゃってください』
「お気をつけていらっしゃってください」の類語や言い替え
「お気をつけていらっしゃってください」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『お気をつけてお越しください』
・『お気をつけてお出でくださいませ』
・『お気をつけてお運びくださいませ』
・『お気をつけていらしてくださいませ』
まとめ
今回は「お気をつけていらっしゃってください」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。