この記事では「よろしければご活用ください」について解説をします。
「よろしければご活用ください」とは?
支障ないなら使ってください、という意味です。
「よろしければ」には、差し支えなければという意味があります。
「活用」は、物の機能や人の能力などを十分に発揮させて使うことです。
「ご」は他人の行為を表す言葉につけると、その人へ尊敬の意を示す表現になります。
「ください」は、ある事柄をするように求める意です。
「よろしければご活用ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを使ってもらっても構わないときに用います。
それを使いなさいという意味ではありません。
そのものは、使ってもよいし、使わなくてもよいです。
使わなければ支障が生じるようなときならば、「ご使用ください」といった表現がされます。
たとえば、危険なのでヘルメットを着用して欲しいといったときです。
この言葉の場合は「よろしければ」という言葉を使っており、差し支えなければ使えばよいし、必要でなかったりするなら使わなくてもよいという意味になります。
たとえば、役に立つ情報をSNSで発信したので、よかったらそれを使ってもらいたいといったときにこういった表現がされます。
その情報は使っても使わなくても大きな支障は生じません。
使わないといけないものではないのです。
「よろしければご活用ください」を使った例文
・『差し上げますので、よろしければご活用ください』
「よろしければご活用ください」の返答や返信
何かを使ってよいと勧めてくれているので、そのことへお礼を述べるとよいでしょう。
そのものは、使ってもよいし、使わなくてもよいです。
使うことで何かが便利になるかもしれません。
しかし、必要ないのに使っても便利にはならないでしょう。
何かを差し出していて、それを辞退するときには、丁寧にお断りをすれば角が立ちにくいです。
「せっかくですが」「ありがたいのですが」といった一言があると、相手の気持ちへの配慮を感じられます。
まとめ
この言葉は、何かを使ってもらいたいときに用いるものです。
使わなくても問題が生じないときに、こういった表現をします。