「ご指導いただいたことを忘れずに」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご指導いただいたことを忘れずに」とは?
「ご指導いただいたことを忘れずに」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「教えていただいたことに留意しながら」あるいは「ご教示いただいたことを胸に刻んで」などという意味合いで使われている言い回しです。
数多くの関係者や協力者などが係わるような巨大な事業や長期的な取引などを行っていく過程で、先方に向けて今まで色々と面倒をみてもらったことへの謝意を伝えたい場合などに使用されています。
「ご指導いただいたことを忘れずに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご指導いただいたことを忘れずに」とは、「ご教授いただきました内容を頭に置きながら」または「ご指南いただきましたノウハウを基本として」などという意味合いで使われている言い回しです。
普段から付き合いのある取引関係者や事業責任者、ないし自らの上役や取締役などへ向けて、「皆さまから受けたご恩に報いられるように」などというニュアンスで用いられており、同時に今後における前向きな姿勢や仕事に対する熱意などについても明記しておくべきでしょう。
「ご指導いただいたことを忘れずに」を使った例文
・『新人を対象とした業務研修期間が終わったとしても、この場でご指導いただいたことを忘れずに引き続き精進してまいりたいと思います』
・『諸先輩方にいろいろとご指導いただいたことを忘れずに、今後も与えられた職務に注力していきたい強い思いを抱いております』
「ご指導いただいたことを忘れずに」の類語や言い替え
・『教えていただいたことをうまく活用しながら』
・『教育していただいたことを念頭において』
・『身につけることができた知見をベースにしつつ』
まとめ
「ご指導いただいたことを忘れずに」とは、ビジネストークや敬語での文章などにおいて「お手ほどきいただいたことを踏まえて」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて臨機応変に使いこなしましょう。
