「申し遅れましたが」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「申し遅れましたが」とは?
「申し遅れましたが」とは、ビジネストークや敬語での会話などにおいて「お伝えするのが遅くなってしまいましたが」または「もっと早く報告するべきではございましたが」などという意味合いで使われている言い回しです。
仕事や職務などで日々係わりのあるビジネス関係者や業務担当者などへ向けて、言い伝えておくはずの事柄について事情によって言うのが遅くなってしまった旨に言及することができる表現です。
「申し遅れましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「申し遅れましたが」とは、「言い漏れておりましたが」ないし「申し上げるタイミングが遅延してしまいましたが」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネスを進めていく上で関係者や協力者などへ向けて言っておくべき大事な事柄についてお知らせするのが遅れてしまった際などに使われている表現で、同時に言い忘れていた内容や詳細などについても併記しておかなければなりません。
「申し遅れましたが」を使った例文
・『申し遅れましたが、次回開催を予定しております商談については、予定を変更して開催場所を以下のとおりに変更させていただきます』
・『申し遅れましたが、弊社の事務所が入居しておりますオフィスビルは来月より大規模な改装工事が始まりますことをご報告いたします』
「申し遅れましたが」の類語や言い替え
・『伝えるのが遅くなりまして恐れ入りますが』
・『すでにお知らせ済みかとは存じておりましたが』
・『お知らせするタイミングを逃してしまいましたが』
まとめ
「申し遅れましたが」とは、ビジネスメールや敬語での文章などにおいて「もっと早い段階で周知しておくべきではございましたが」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。
