この記事では、「お差し替えをお願いします」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お差し替えをお願いします」とは?
「お差し替えをお願いします」は、現在あるものを取り去って、新しいものに入れ替えてほしいとお願いする表現です。
「お差し替え+を+お願い+します」で成り立っている語で、「お差し替え」の「お」は尊敬語の接頭辞、「差し替え」は「あるものをやめて他のものと入れ替えること」、「を」は助詞、「お願い」の「お」は謙譲語の接頭辞、「願い」は「願う」の連用形、「します」は「する」の連用形「し」+丁寧語「ます」、全体で「今のものを他のものと入れ替えることをお願いする」の敬語表現になります。
「お差し替えをお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お差し替えをお願いします」は、ビジネスで書類やデータなどに修正・訂正があり、新しくしたものと古いものを取り替えてもらう時に使われます。
相手側にあるものを取り替えてもらうことを表す言葉です。
相手に手間や労力をかけさせることになりますので、「大変お手数ですが」などのクッション言葉を使いましょう。
「お差し替えをお願いします」の正しい文章表現
「お差し替えをお願いします」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『お差し替えいただけますと幸いです』
「いただけ」は「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形・連用形、「幸いです」は「〜とありがたい」の丁寧語、全体で「差し替えてもらえるとありがたい」の敬語表現になります。
「お差し替えをお願いします」を使った例文
「お差し替えをお願いします」を使った例文は以下の通りです。
・『こちら最新のマニュアルになりますので、お差し替えをお願いします』
・『訂正した請求書をお送りいたしますので、お差し替えをお願いします』
・『プレゼンの資料を修正いたしましたので、お差し替えをお願いします』
「お差し替えをお願いします」の類語や言い替え
「お差し替えをお願いします」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『お差し替えいただけますようお願い申し上げます』
・『お差し替えのほどよろしくお願いも仕上げます』
・『お差し替えいただきたく存じます』
まとめ
今回は「お差し替えをお願いします」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。