「中座させていただきます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「中座させていただきます」とは? ビジネス用語

ここでは「中座させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「中座させていただきます」とは?

「中座させていただきます」は、その場を一旦離れますという意味で使われます。

多人数が集まっている場でそうする時に用いる表現で、口語で直接その場の誰かに「ここで一度中座させていただきます」と使って、そうするという具合です。

例えば、携帯に電話が掛かってきてしまったので、それに出るために「申し訳ありませんが、電話に出ないといけませんので中座させていただきます」などと用いられており、このように使って離れることでそれが極力失礼にならないようにする目的に使われています。

「中座させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「中座させていただきます」は、先のように、失礼になることなくその場を離れるために使う表現になります。

基本的には口語で今からそうすると使うことになりますが、文章でも用いることができます。

その時には、「当日は所用がありまして、15時で一度途中で中座させていただきます」のように予めそうすると伝えておくような使い方になり、続けて「恐らく30分ほどで戻れると思いますので〜」と、そこで一旦席を外すが、その後戻ってくるつもりだといったような用い方をしても構いません。

「中座させていただきます」を使った例文

・『ここで少し中座させていただきます。用事が済み次第、すぐに戻ってまいります』
・『その日は11時に一度中座させていただきますが、どうぞご容赦ください』

「中座させていただきます」の類語や言い替え

・『退席させていただきます』
この「退席」とすると、「中座」と同様にそこでその場を離れるという意味になりますが、そちらとは違ってもう戻ってくることはないと言っています。

つまり、戻ってくる予定がある時には「中座」、もうそうとはしないと伝えたい場合はこの「退席」として用いられています。

まとめ

「中座させていただきます」は、その場を一旦離れるという意味で使われている表現です。

あくまで一時的に外すだけで、戻ってくるという場合に用いられ、そうとはせず、もうその場を去ってしまう時には類語として挙げた「退席させて〜」といった使い分けをするといいでしょう。

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